プレショー
みなさんこんにちは、
ニューヨーク市保存協会が主催する
タワーオブテラーのツアーへようこそ。
ここホテルハイタワーにある貴重なコレクションは全て
ホテルの創立者、大富豪で探検家の
ハリソンハイタワー3世が集めたものです。
1899年12月31日
ハイタワー3世は、ホテルで記者会見を開き
アフリカの秘境で手に入れた
シリキ・ウトゥンドゥと呼ばれる
奇妙な偶像を公開しました。
そしてその夜、彼は行方不明となりました。
まもなく扉が皆さんの方に向かって開きます。
ハイタワー3世の書斎で、
タワーオブテラーの謎について紹介したあと
秘密の倉庫へと皆さんをご案内します。
扉が開くまで、もう少々お待ちください。
入室
この偶像がシリキウトゥンドゥです。
落下したエレベーターから見つかったのですが、
ハイタワー3世は謎の失踪を遂げました。
それではここでその謎の鍵を握る
彼の最後の記者会見の録音をお聞きください。
記者会見
ハイタワーさん、それをどこで見つけたんですか?
私は莫大な金をかけ
命を危険にさらしてこいつを手に入れた。
原住民の皆様方は、手放すのを嫌がったがね
ハイタワーさん、それは
呪いの偶像だと言われてますよね
呪いの偶像だと、馬鹿馬鹿しい
暗転
シリキウトゥンドゥの呪いは本物だ
これ以上先に行ってはならん。
私と同じ運命になるぞ
私の忠告を聞け、呪いは本物だ
シリキ・ウトゥンドゥの目が!
早く逃げろ、まだ間に合う
S「Ha Ha Ha」
それでは秘密の倉庫へとご案内します。
メインショー
愚か者が、なぜ忠告を聞かなかった
だが一番愚かだったのはこの私だ
世界中の珍しいものを集める事に
心を奪われ、
我が身の破滅を招いてしまったのだから
私はあの恐怖を
永遠に繰り返す運命なのだ
呪いの偶像だと
シリキ・ウトゥンドゥの目が!
さぁ手を振って、この世の自分に別れを告げたまえ
落下
諸君は助かった、だが気を付けろ
恐怖への誘惑に取り憑かれてはならん
二度と戻ってくるな