登場人物とハイタワー三世の掟破り

タワーオブテラー BGS

登場人物

Characters
ハイタワー三世

ハリソン・ハイタワー三世

Harrison Hightower III

大富豪で探検家、言わずと知れたホテルハイタワーの元オーナー。”火を近ずけない”,”馬鹿にしない”と少なくとも二つの掟を破り1899年12月31日に失踪。S.E.A.のメンバー。

エンディコット三世

コーネリアス・エンディコット三世

Cornelius Endicott III

U.S.スチームシップカンパニー、NYグローブ通信の社長。S.S.コロンビア号やS.S.ガルガンチュア号などは、この会社のもの。すでにホテルハイタワーを買収していて、取り壊した跡地にエンディコットグランドホテルを建設しようと計画している。代々ハイタワー家とは仇敵関係にある。ハイタワーの失踪後ホテルを買収した為、現在のホテルハイタワーの所有者でもある。

シリキ・ウトゥンドゥ

シリキ・ウトゥンドゥ

Shiriki Utundu

コンゴ川流域に住むムトゥンドゥ族に祀られていた偶像。自らを崇拝し敬う者には絶対の守護を、そうでない者には呪いをかける。1899年ハイタワー三世により強奪される。

タワーオブテラーの登場人物

シャーマン・シリキ

Sherman Shiriki

約200年前に生きていた彼は、強力な魔力を有した悪戯好きのシャーマンであった。周囲の者達はその力を恐れ、また尊敬してもいた。シリキを崇拝していた者達は彼の死後、その魂を残す為の器として偶像を作った。シリキ・ウトゥンドゥの腹部の小さな頭骸骨には、彼の遺骨が納められている。

マンフレッド・ストラング

マンフレッド・ストラング

Manfred Strang

新聞社ニューヨーク・グローブ通信の記者。記者会見でシリキ・ウトゥンドゥの呪いや噂、部族について執拗に質問をしたことでハイタワー三世の気を損ね、追い出されてしまう。その後、ウエイターに変装してホテルに潜入。スメルディングと共にエレベーターの落下事故に遭遇した数少ない目撃者でもある。CG黒髪、実写茶髪、ラジオでは金髪で描かれる。

ベアトリス・ローズ・エンディコット

ベアトリス・ローズ・エンディコット

Beatrice Rose Endicott

エンディコット三世の娘で7人姉妹の末っ子である。1912年にニューヨーク市保存協会を設立し、ホテルハイタワーの保護に乗り出すが、そのことにより父と対立した。しかし彼女いわく、正しいと思うことを貫き通すという強さは、父親譲りであるという。デザイナーとしての才能もあり、「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」の内装は彼女が手掛けている。好奇心が強く探検家気質であることから、ハイタワー三世に密かに憧れを抱くようになった。

タワーオブテラーの登場人物

アーチボルト・スメルディング

Archibald Smelding

イギリス人で元兵士、現在はハイタワー三世の執事であり、友人でもある。後にアーチーとしてベアトリスに接触し、ニューヨーク市保存協会の設立を勧める。ホテルにある様々なコレクションの管理は彼の仕事。事故後約10年間もの間、ハイタワー三世を救う為に動いていることを見るに、相当に尊敬していたということが覗える。この物語の”最重要人物”

タワーオブテラーの登場人物

アーチー

Archie

ホームレスとなり、身分を偽ったスメルディング。1908年10月21日(当時72歳)、元ホテルハイタワーのコック助手で、ブルックリンの姉の家に厄介になっていると嘘を付き、ベアトリスに接触。実際はホテルの一室に潜み、ハイタワー三世を救う為の準備をしていた。

タワーオブテラーの登場人物

チェスター・ファリントン・ウールプール

Chester Farrington Woolpoole

スメルディングがハイタワー三世の出版会社であるダブルエイチ・ピリオディカル社から、冒険記『ハイタワー三世 真実の冒険物語』を出版した時に使用したペンネーム。

タワーオブテラーの登場人物

キジャンジ

Kijanji

ムトゥンドゥ族の長。ハイタワー三世のシリキ・ウトゥンドゥ買収提案を断る。シリキ・ウトゥンドゥを奪われた後、ほかの部族に攻撃を仕掛けられ死亡。偶像は彼の祖父が他の部族から奪い取った物であるが、被害部族が呪いによって蹂躙されたことを知った祖父は、罪の意識から偶像を川へ投げ捨ててしまう。後に彼はヒルとヘビに食い殺される。

タワーオブテラーの登場人物

キブワナ

Kibwana

キジャンジの息子。シリキ・ウトゥンドゥを奪われた後、ほかの部族に攻撃を仕掛けられるが生還。現在はS.S.コロンビア号で石炭運びの仕事をしている。1912年9月20日号のニューヨーク・グローブ通信にて、彼のインタビュー記事が掲載される。

タワーオブテラーの登場人物

小早川サエコ

Saeko Kobayakawa

父の手紙に同封されていた釘(シリキ)によって導かれ、2006年から1912年にタイムスリップした。偶然通りかかったマンフレッドと共に、業務用エレベータでハイタワー三世の書斎と最上階を目指す。それからは私達と全く同じ体験をしたのち、2006年の世界に帰還する。

八つの掟

崇拝すること
燃やさないこと
閉ざされた場所にしまわないこと
おろそかにしないこと
馬鹿にしないこと
他人に渡さないこと
放置しないこと
恐れること

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