小型潜水艇のデザインと基本装備

小型潜水艇

小型潜水艇

SMALL SUBMARINE
ネプチューン号

モビリス!今回のテーマは海底二万マイルの小型潜水艇です。ネプチューン号という呼び名もありますが、それは屋外に吊るされているネモ船長の専用機のみを指す名前で、他のものは番号で呼び分けられています。今回はアトラクションのデザインを担当したイマジニア、スコットシャーマン氏(Scott Sherman)のコンセプトアートを元に、小型潜水艇の仕組みや構造をご紹介します。

The Submarine Inteterior
Above each window in the submarines are pressure gauges that monitor and display the submarine’s depth as well as the amount of oxyoen remaining in the reserve tanks.

潜水艇の内装
潜水艇の各窓の上には圧力計があり、潜水艇の深度や予備タンクの酸素残量などを検知して表示することができる。

まずは内装、水深を示す圧力計や酸素ゲージがライドに合わせて動く、というのは皆さんもご存知かと思います。大した仕掛けでないようにも見えますが、整備面や視覚効果の点でも無駄に贅沢な仕様だなと思います。もちろんファンとしては嬉しい限りです。

The Submarine Color Coding System
The submarine’s have painted areas on their shells to help identify them for group assignments. For example, on any given day, Nemo might assign the Blue team to kelp harvesting detail, while the green oroup could be collecting artifacts from the grave yard af lost ships.

潜水艇の色分けについて
潜水艇の装甲には、グループ分けの為に識別し易いようペイントされた部分がある。例えば、ある日ネモ船長はブルーチームに昆布の収穫をさせたり、グリーンチームには失われた船の墓場から遺物を収集させるなどがある。

色分けにこんな理由があったとは、知りませんでした。ということは、毎日別のクルーが乗るわけではなく、割り振られたマイ潜水艇がある、ということなのでしょうか。

潜水艇の走行システム

CONVEYOR SYSTEM
ネプチューン号

The Submarine hook system uses scissor-type damps that grab onto bars on top of the shell. Above them, there is a cowling piece tthat protecs the wheels and engines that drive the sub along the overhead beam.

潜水艇の懸垂フックは、装甲の上部にあるハンドル(ビーム)にハサミ型のダンパーがつかまる仕組みになっている。その上にはレールに沿って潜水艇を駆動する車輪とエンジンを保護するカバー部品がある。

The beam angles down at thne immersoion point where the hooks are driven open by the sprocket wheels and push rods. This process is reversed at the point where the subs are lifted out of the water. Here the subs are driven into a chute which helps align and deliver them to the exact point of contact with the hooks.

レールは浸水地点で角度を下げ、動力の伝達ギアと押し棒によってフックが開かれる。この工程は、潜水艇が水から引き上げられる地点で逆転する。ここで潜水艇はシュートによって、フックと接触する正確な位置に誘導される。

シュートというのは恐らく、トランジットスチーマーのドックのように両サイドから挟み込み、停泊位置を固定するエリアの事だと思われます。実際のライドシステムはモノレールのように、常にレールに吊られているので挟む動作などはありませんが、設定上ではこのようになっています。

ちなみに、海から上がってきたのになぜ船体が濡れていないのか、という質問には火山の地熱で乾いた、もしくは乾かしたという答えをするネモクルーさんもいるようです。公式設定かは不明ですが、最初に考えたキャストさんは天才だと思います。以上今回はここまでです。最後までお読み頂き、ありがとう御座いました!

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