準備と材料
今回は、地底走行車のトミカを再塗装していきます!材料は上の画像の通りです。色合いに関しては好みだとは思いますが、座席を塗装する際の艦底色(レンガ色)は必須です。
- 1000円もあれば全て揃います
- ダークアース(22)半光沢
- 艦底色(29)半光沢
- つや消しブラック(33)つや消し
- レッドブラウン(41)つや消し
- ダークグリーン(70)つや消し
- エアスペリオリティーブルー(74)光沢
- Mrカラーうすめ液(シンナー) ⚠必須
分解作業1
まずは裏面のカシメを外していきます。金属を流し固めているので、ネジのように外せるものでは無く、完全に破壊します。
電動ドリルがあると便利ですが、無い方は100均のミニルーターでも多分オッケーです。キリやドライバーでも出来そうですが、危険なので止めたほうが良いです。
やりすぎなくらいが丁度良いと思います。前輪を持ち上げるようにすると簡単に開くので、もし引っかかる様だったらもっと削っても大丈夫です。
分解作業2
タイヤを外すと、固定されていない座席部分も外れると思います。次はボンネットと上部のフレームを外していきます。
ラジオペンチを用意して、裏のプラスチックを捻るようにして、引っ掛かりを取っていきます。器用な方はカッターでもいけるかも。
分解準備3
プラスチックが取れたらフレーム部分も外します。
外から引っ張ったり、裏から押したりして慎重に作業します。
ライトの付け根部分はプラスチックの取り残しが多くなり、力ずくで持ち上げたくなりますが、そこはぐっと抑えて慎重に。
ウェザリング編
塗装作業1
ひとまず分解作業が終了しました。
早速塗装です。今作るとなるとマスキングをすると思いますが、制作当時はそこまで細かい所を塗り分ける技術も無かったので大雑把です。
今回使用するラッカー塗料は、水で薄めたり筆を洗う事が出来ないので、シンナーを用意します。シンナーは揮発性が高く有毒、換気をしながら使用して下さい。
塗装作業2
まずは座席部分を艦底色で塗っていきます。
パークの実物の地底走行車を見て、茶色系の色を作ります。もともとのトミカの色があるので、実物より濃く作って薄塗りしました。
フレームの部分は少し濃い色で塗りました。やりすぎ感は有りますが、何も手を付けてない新品トミカよりは確実にかっこ良くなるので、どんどん塗っていきます。
塗装作業3
これでウェザリングは完了です。
組み立ては、分解の逆の手順で行うだけです。
組み立て完了。
完成!
最後までお読み頂き、ありがとう御座いました。ベタ塗りと違い、塗ムラも味にする事が出来るので、実は見た目ほど難易度は高く無いと思います。記事で紹介したのは2代目の制作風景ですが、正直1台目の方がお気に入りだったりします。