地質調査・パホイホイ溶岩とアア溶岩

パホイホイ溶岩

PAHOEHOE LAVA

粘性が小さく流動性の高い玄武岩質の溶岩の表面形態の一つです。日本では冷えて固まった姿から、縄状溶岩と呼ばれることもあります。パホイホイはハワイ語で「滑らかい」を意味し、定義としては「表面が滑らかで砕けていない溶岩」であることです。キラウエア火山などで見られる溶岩の特徴であることから、学術的な名称もハワイ語から取られました。

写真の撮り易さからか、フォートレス側のものが話題になりがちですが、ミステリアスアイランド内のいたるところで目にすることが出来ます。例えばセンターオブジアースのキューライン、マグマサンクタムにある溶岩もパホイホイ溶岩です。

アア溶岩

A’A LAVA

粘性が小さく流動性の高い玄武岩質の溶岩の表面形態の一つで、日本語では鉱滓状溶岩とも呼ばれています。パホイホイ溶岩が冷め、粘性が落ちてきてボロボロと崩れることで形成され、より大きな塊になると塊状溶岩やブロックラーバに成ります。パーク内ではまだ見つけられて無いので、見つけ次第写真を追加したいと思います。

今回は、ここまでです。最後までお読み頂き、ありがとう御座いました。因みに「アア」はハワイ語ではありますが、意味を持つ単語ではなく、痛かったり熱かったりしたときに出る声から来ています。それでは次の記事も、どうぞお楽しみに!

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