スカイウォッチャーとストームライダーの関係

スカイウォッチャー・スーヴェニア

スカイウォッチャースーヴェニアは、退役した「スカイウォッチャー・ワン」と呼ばれる、小型気象観測機を改装して作られました。スカイウォッチャーはPDから離れた遠隔地に飛行機(ストームライダーかは不明)から空中投下され、CWCに気象データを送る為の装置でしたが、長年の任務とストームによる激しいダメージにより、その役目を終えました。空中投下されたことは、キャストに尋ねる事でも知る事ができる他、屋根の四方についたフック穴や、ドアに書かれた「サスペンションライン」等のパラシュートに関連した文字からも、それを読み取る事が出来ます。


気になるのは、左半分だけ損傷している点です。以前よりこれは、ストームに半分だけ飲み込まれたところで、ストームライダーが嵐を破壊したからであると言われていました。しかし考えてみると、これはかなり無理な設定のように思えます。ストームの境界線は被害を半分ずつに出来るほどはっきりしている物ではありません。また、スカイウォッチャーは陸に設置されるものですが、ストームライダーが有るのなら、ストームが陸に到達する前に破壊するのがセオリーです。


PDはストームライダーの実験成功を祝うフェスティバル中である、ということはストームライダー(ストームディフューザー)が完成したのは、最近の事であると考えられます。スカイウォッチャーが稼働していた期間を考えると、「半分壊れた説」だと時系列が狂う訳です。


では結局の所、何故なのか。既に有る情報を元に考えてみました。スカイウォッチャーは2007年にオープンしたショップです。つまり初期のBGSには組み込まれていない施設なのです。ロストリバーデルタから見ると綺麗で、ポートディスカバリーから見ると破壊されているのは、その奥に見える風景との違和感を感じさせない為 だけ の演出でした。しかし、その理由はゲストに伝えられる物では無く、またそれを補完するBGSも無かった為に、最もらしい、ストームに半分だけ破壊されたという説が、主流化したのだと思います。


以下ドアに書かれた文字
・サスペンションライン (Suspension Lines)
・サポートテープ (Support Tapes)
・ナイロンパッチ (Nylon Patches)
・リペアキット (Repair Kits)
・ライザー (Rizers)
・リザーブ (Reserves)

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