ライドシステム
フライトシミュレーターを使ったアトラクションです。我々が乗るエリアを下から3本の油圧シリンダを使って上下左右に動かしています。すでにディズニーランドに同じシステムを使った「スターツアーズ」がありましたが、ストームライダー用に建設されたこの装置は、2001年の時点では世界最大のフライトシミュレーターでした。
ストームライダーとの違い
ライドシステム(仕組み)はほとんど変えていないので、基本的な装備や大きさなどの設定は変わっていませんが、2つの点で決定的に違う部分があります。1つ目は定員です。ストームライダーは122人の観測デッキにプラスして操縦席、つまり123人乗りでした。しかし、シーライダーでは自動運転の為、122人乗りに成っています。
2つ目は機体数です。これは公式から明確に示された物では有りませんが、ストームライダーの格納庫が2つしかないことから、2機のみと考えられます。対してシーライダーは、歯列矯正の女の子(ダーラ)に持ち上げられるシーンで、桟橋に停泊しているもう1機が見えることから、少なくとも3台以上が用意されていると考えられます。
チヂミニウム
既述しましたが、シーライダーはチヂミニウムで作られており、電気を通す事で、魚サイズになる事が出来ます。ニウム(ium)は基本的に金属に付けられるので、チヂミニウムも金属の仲間だと考えられます。元のサイズに戻す装置の設定もしっかり作られています。シーライダー艦内の扉に、チヂミニウム・ディフューザー(CHIZIMINIUM DIFFUSER)の文字があります。
ストームライダーにおいて、嵐を破壊する装置の事を「ストーム・ディフューザー」と言いましたが、そのセルフオマージュであり、ファンサービスにもなっています。通常この「チヂミニウム・ディフューザー」の演出を見る事は出来ませんが、JCBラウンジ利用者や、システムエラーなどで二度目のプレショーを待機するゲストのみ、その演出を見る事が出来ます。
人工フィッシュ知能
シーライダーには人工フィッシュ知能という、自動操縦プログラムが搭載されています。人工知能をAIと言いますが、あれはArtificial Intelligenceの略で、そのficialの部分とFishを掛けて作られた造語が「人工フィッシュ知能」です。