博物館
ファンタスティック・フライト・ミュージアムは人類の永遠の夢である“空を飛ぶこと”をテーマにした博物館です。飛行の研究に情熱を注いだ、カメリア・ファルコの生誕100周年特別展を開催しています。
人物紹介
幼少期から空を飛ぶことに興味を持ち、熱気球で世界中を巡るなど、飛行の研究に人生を捧げました。当博物館の二代目館長を務め、女性で初めて探険家・冒険家学会(S.E.A.)の会員に成ります。1875年没
ザンビーニ兄弟に博物館の建設を依頼し、完成後はチェッリーノは自ら学芸員として博物館の運営を行いました。1850年に引退すると共に、娘のカメリアに運営を引き継ぎます。
1801 | カメリア・ファルコが誕生 |
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1807 | 博物館の建設が始まる |
1815 | 博物館が完成 |
1835 | ハイタワー三世が誕生 |
1850 | カメリアが博物館の二代目館長に就任 |
1851 | 探険家・冒険家学会の会員になる |
1875 | カメリアが74歳で死去 |
1901 | カメリア生誕100周年特別展を開催 |
登場する場所
マッターホルンは、スイスとイタリアの国境のアルプス山脈に位置する標高4,478mの山で、「草原の峰」を意味します。その特徴的なピラミッド型は、多くの登山家や観光客を魅了します。
イルリサット氷河は、デンマーク領グリーンランド西部に位置し、世界で最も速く流れる氷河の一つです。崩壊する氷山は海面上昇に影響を与え、気候変動の重要な指標となっています。
シドニー湾は、オーストラリアの南東に位置する世界有数の自然港です。象徴的な存在であるオペラハウスは、ユネスコ世界遺産に登録されています。
ノイシュバンシュタイン城はドイツ・バイエルン州にある19世紀築の城で、ルートヴィヒ2世が建設を指示しました。ディズニー映画だけでなく、様々なアニメ作品の城のデザインに影響を与えています。
キリマンジャロ山はタンザニア北東部に位置する、標高5895mのアフリカ最高峰の火山です。周囲の国立公園はユネスコ世界遺産に登録され、多様な動植物が生息しています。
万里の長城は中国北部に位置する、全長約21,196kmの防衛用城壁跡です。秦の始皇帝が基礎を築き、歴代王朝によって補修と拡張が行われました。現在、総延長の内3000〜6000kmが現存しており、世界遺産として保存されています。
ギザの三大ピラミッドは古代エジプトの王墓で、クフ王、カフラー王、メンカウラー王が埋葬されています。最大のクフ王のピラミッドは高さ約146mで、紀元前約2500年頃に建設されたと言われています。
タージ・マハルは、インドのアーグラにある白大理石の霊廟で、ムガル帝国のシャー・ジャハーン皇帝が、1631年に死去した妃のムムターズ・マハルの為に建設しました。イスラム建築の傑作であり、ユネスコ世界遺産に登録されています。
モニュメント・バレーは、アメリカのアリゾナ州とユタ州の州境に広がる壮大な砂漠地帯で、巨大な赤い砂岩の奇岩群が特徴です。先住民ナバホ族の聖地であり、多くの映画や写真撮影の舞台としても有名です。
ラウ諸島は、フィジー東部に位置する約60の島々から成る群島です。美しいサンゴ礁や透明な海が広がり、手付かずの自然が特徴です。細長い艇体とバランスを取る為の浮きが付いた「アウトリガー・カヌー」のレースが行われています。
イグアスの滝は、南米のブラジルとアルゼンチンにまたがる壮大な滝群で、全長約2.7kmに広がります。圧倒的な自然美と音の迫力で知られ、「世界三大瀑布」の一つに数えられます。周囲には熱帯雨林が広がり、豊かな生態系も魅力です。
東京タワーは、1958年に完成した高さ333mの電波塔で、昭和の象徴として親しまれています。東京の出身者でなくでも、このシーンでは故郷に帰ってきた様な安心感を感じられます。
最後は、私達の港「東京ディズニーシー」に帰ってきます。
以上!東京版ソアリンの基本的な設定は、こんなところになります。アトラクションの仕組みこそ非常にシンプルなものですが、実際に撮影された空撮映像と、音や匂いが組み合わさる事で、こんなにも没入感を演出できるのかと、初めて乗った時は特に感動しました。
私達が経験する、プレショー(前説)での動く絵画や、アトラクション本編の飛行体験はすべて、私達の想像が生み出したものという設定です。「ドリームフライヤー号」の試作品に座り、目を閉じた私達は、文字通り空を飛びたいという「夢=ドリーム」を思い描く事で世界中を旅するのです。
体験中の注意喚起やシートベルトの装着など、安全のために説明しなければ仕方の無い部分はありますが、基本的にはキャストさん達も、私達が空を飛んでいる事は知らない…というか、ただ座っていただけだと思っています。こういった事を知った上で、知らないふりをするというのも、楽しみ方の1つかも知れません。今回はここまで、またの記事もどうぞお楽しみに!
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