地底の驚異
今回はマグマサンクタムの研究記録の紹介、第三回目です。ネモ船長の書斎などもあるマグマサンクタムには、地底の気圧を再現した、特殊な研究室が設置されています。今回はその目的や構造について、Qラインのプロップスから分かる事をまとめていきます。
The wonders beneath the earth’s surface are rivaled only by those ground in the deepest oceans. As unlikely as it may at first seem, life down here is teeming with flora and ground unlike any before witnessed by the ages of man. Nemo 12 May
地底の驚異は、深海の驚異に唯一匹敵するものだ。信じられないような事だが、この地底世界には、これまで人類が目にしたことも無いような植物や、広大な土地が広がっている。ネモ 1871年 5月12日
ライドにも登場する、イモムシの様な生物が描かれています。このことから、この時点でキノコの森の一部まで到達していることが予想されます。
研究用高圧室
These high-pressure boxes have allowed me to replicate the tremendous atmospheric pressure that is exerted deep within the Earth. Without such an artificial environment as this it would be impossible to conduct scientific experiments on much of the unique flora and fauna.
この高圧室のおかげで、地底の奥深くの高気圧を再現すること出来る。このような人工的な環境がなければ、様々な珍しい動植物に関する科学的な実験を行うことは出来ない。
地底世界に住んでる生物達を地表近くまで連れてきて観察するというのは、我々人間を富士山頂に連れ出して、いつも通り生活してみてくれ、というようなものです。そんな事では、正確な研究は出来ません。
これは余談ですが、ウイルスなどを研究する場合は、逆に低気圧にすることで外部に空気が流れることを防ぐ事が出来ます。マグマサンクタムの研究室に減圧機能は無さそうですが、必要とあらばネモ船長なら簡単に作ってしまうでしょう。
地底生物用大型研究室
– Diffuser
– Connected to air regulating system
– High pressure structural framework
– Air lock door
– Double walled copper for conducting consistent temperature
– Pressure deregulation vents
– Tempered glass
・分散機(通気孔)
・空気調整装置と接続
・高圧構造フレームワーク
・エアロックドア
・保温用銅製二重壁
・圧力調整用排出口
・強化ガラス
最後までお読み頂き、ありがとう御座いました。またの記事もどうぞお楽しみに!