ティン・パン・アレー、楽器が響くガーシュインの出発地

今回の記事は「夢の通り道」の放送を参考に執筆しております。元々は夢の通り道の内容を最終回まで追うという企画でしたが、冷静に見て700以上の回を全て記事にするのは厳しいということで、記事タイトルや内容を一部変更させて頂きました。22/2/28

ティン・パン・アレー

ブロードウェイ

第二回放送のテーマは、アメリカンウォーターフロントの「ティン・パン・アレー」です。パークの入り口からタワーオブテラーやトイストーリーマニアに向かう時には必ず通る、ブロードウェイ通り、この一角にあるサンドイッチ店のニューヨークデリ、この店へと続く小道がティン・パン・アレーです。あの路地に名前があったなんて…

もともとはニューヨーク・マンハッタン、6番街28丁目に存在していました。あくまでも愛称なので地名として、正式に使われていた物では無いようなのですが、住民から愛されたその通りには、現在は記念プレートが設置されています。

ブロードウェイ

意味はブリキ鍋の横丁。厨房から聞こえてくる料理の音、ではなくうるさい通りという意味。この通りには当時沢山の楽器店やミュージシャンが集まり、思い思いの曲を演奏していました。その音色が混ざって賑やかだった様子からティン・パン・アレーと名付られたそうです。

ニューヨーク・デリ

放送内容はここまでですが、ちょっと短くなってしまったので、ちょっとした雑学をお届け!ニューヨークデリの「デリ」とはなんの略だか、ご存知でしょうか。デリバリー?おしい、近からず遠からずです。店に入って正面のレジの上には、フルスペルの店名が書いており、そこには「デリカテッセン」の文字が有ります。

ニューヨーク・デリ

他にデリのつく言葉に、デリカシー(珍味)やデリケート(繊細な味)、デリシャス(美味)があると思いますが、これら全てはラテン語で「良い」という意味のデリカタス(delicatus)という共通の語源を持っています。この単語がドイツ語圏に伝わり、美味しい食べ物の「デリカテッセン」という言葉に変わり。その言葉は英語圏に伝わる際、さらに意味を変え「美味しい持ち帰りの食べ物を店」となり、現在我々の知る「デリ」になったと言われています。

ニューヨーク・デリ

さいごに

最後までお読み頂き、ありがとう御座いました。放送内容の書き出すだけでは意味が無いので、こんな感じで雑学や周辺情報も交えながら、記事を作成していきたいと思います。それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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