モビリス!レモです。今回はニモ&フレンズ・シーライダーに登場する、主な海洋生物たちを紹介していきます。どうせ子供向けだろと思っている方でも、キャラクターの持つ個性や、モデルになった生物の生態を知れば、きっと楽しめるはず。私としても色々思う所もありますが「好きになるのも技術のうち」ということで、シーライダーに科学を持ち込んで、私達で対象年齢を上げてやりましょう。
海洋生物紹介
ニモとマーリン
公式設定でモデルはカクレクマノミとなっていますが、舞台となった海域に生息しているのはイースタンクラウンアネモフィッシュという別の種類のサカナです。
ドリー
モデルはナンヨウハギという熱帯魚で、近年毒がある事が判明しました。日本では沖縄などで稀に見る事が出来ます。成長スピードがとにかく早いらしい。
クラッシュとスクワート
モデルはアオウミガメ。作品中でも語られる様に、とても長生き(80~90年)。絶滅危惧種に指定されているのでもし出会っても触らず、見るだけにしましょう。
デスティニー
モデルになったジンベイザメは視力が低いとされ、作中でもそれが再現されています。魚類では現生最大の種ですが、主食はオキアミや海藻等の小さなものしか食べません。
ベイリー
モデルになったシロイルカは、エコロケーションを使って狩りや仲間同士での会話をすることで有名です。また、流氷地帯を速く泳ぐ為に背びれが無いのも特徴です。
エイ先生
ゆっくりと優雅に泳ぐイメージのあるマダラトビエイですが、実際は結構素速いそう。尾の毒槍は人の命を奪う事もあるので、触れ合う際は細心の注意が必要です。
ハンク
ミズダコは擬態の天才。瓶に閉じ込めて蓋を閉めても、蓋を開けて脱出する事が出来るなど知能も高い。作中での活躍もあながちファンタジーではないかも知れませんね。
フルーク&ラダーあとジェラルド
アシカ・オットセイ・オタリアを総称してアシカ。設定ではカルフォルニアアシカとされ、作中にもあるように縄張り意識が強い事で知られています。
ラッコ
ラッコは体毛の密度が最も高い動物で、その数8億本と言われています(人間の髪は10万本)。密度の高い体毛は浮力をうむ他に、体温を維持する役割も担っています。