ロストリバーデルタとアステカ神話

ブエノスディアス!こんにちは、レモです。今回は、ロストリバーデルタの宗教や、神様に関するトリビアをご紹介します。東京ディズニーシーのエリアの中でも、アメフロと同じくらいリアル路線の設定が多く、好奇心がそそられますね。それでは最後まで、どうぞお付き合い下さい。

マヤ・アステカ神話

Mitologia Azteca

ロストリバーデルタは、メキシコとグアテマラの国境のユカタン半島をモデルに作られており、遺跡の発掘調査中という設定になっています。場所的にはマヤ神話の色が濃いのですが、BGS上ではアステカ神話の名前で統一されています。

アステカ神話はマヤ神話よりも後に作られたもので、一応は別の宗教です。生まれた場所が近く、登場する神や物語が似ている点は、北欧神話とギリシャ神話の関係に似ていると思います。アステカ神話の創造神オメテオトルは世界を作るにあたって、四柱の神(太陽)を生み出しました。(小さな神は沢山います)

テスカトリポカ

Tezcatlipoca
インディ・ジョーンズのテスカトリポカ

アステカ神話では、宇宙は「五つの太陽」と呼ばれる異なる時代に分かれています。それぞれの太陽の時代は創造と破壊を繰り返し、異なる神々が支配していました。現在の世界は「第五の太陽」とされています。第一の世界は、テスカトリポカが太陽として支配していました。

テスカトリポカは、アステカの言葉で「煙る鏡」という意味ですが、壁画や石像などでは、化身であるジャガーの姿で描かれる事もあります。Qラインには、テスカトリポカの軍隊である、ジャガーの戦士(オセロメー)が描かれています。

クリスタルスカルの魔宮には、アステカ神話の地母神コアトリクエをモデルにしたと言われる、架空の神「マヤゴッド」が祀られていますが、生け贄の儀式やピラミッドなどのアステカの代表的な要素は、テスカトリポカの儀式の話をベースにしていると言えます。

ケツァルコアトル

Quetzalcoatl
インディ・ジョーンズのケツァルコアトル

エリア全域に見られる、蛇のような石像、これが第二の太陽「ケツァルコアトル」です。日本においても一定の知名度があり、マヤ神話の最高神「ククルカン」でもある事から、とても人気がある神様です。

羽毛の蛇という名前の通り、蛇のような見た目をしています。また、肌の白い人間に変身するという言い伝えがあったが為に、先住民達は侵略して来たスペイン人を歓迎してしまいます。結果的に不利な状態から戦争をする事となり、アステカ帝国は滅亡しました。

二柱は敵対している

Antagonia
クリスタルスカルの魔宮の壁画

この二柱だけは強さが別格で、争う度に世界が滅びます。第三、第四はケツァルコアトルとテスカトリポカの喧嘩に巻き込まれる形で、力を奪われました。流石にこのままではマズいとなった二柱は、争うことを止めました。その後、神の中から立候補したナナワツィンが自らの身を投げ「トナティウ」に変身し、第五の太陽として現在の世界を治めています。

あとがき

Muchas Gracias

ひとまず今回はこんな所です。アステカ神話については、私もまだまだ勉強中なのであまり知った口出来ませんが、教える様にすると覚えるなんてことも聞くので、可能な限り調べてた事は共有していこうと思います。最後までお読み頂き、ありがとう御座いました。次回の記事もどうぞお楽しみに!

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